ふくてんの人間0年生雑記

【第1話】ゲーム会社を新卒2年目で辞めて転職した話

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どもども、ふくてんです。

今回は『ゲーム会社を新卒2年目で辞めて、転職した話』の第1話です。

今夜もよろしくお願いします。

前回までのあらすじ


小さい頃からゲームが好きだったふくてん少年。
そんな少年は自身の人生の転機となるゼルダの伝説 時のオカリナと出会う。
ゼルダの伝説を通じて、ゲームがもたらす「感動」「勇気」など、様々な可能性を身をもって体験する。
いつしか、少年の夢は「ゲームをつくること」になっていった。

それから、少年はたくさんのゲームと出会い、中学卒業、高校進学、そして大学へ。

ゲームクリエイターになるため、大学でグラフィックについて猛勉強し、いよいよ就職活動。

模擬面接や就活集中合宿など大学の就活支援制度をフルに活用し、就活に挑む。

いくつかの企業の選考をくぐり抜けていく中、「アットホームな選考をしている会社」に出会い、入社することを決意する。

無事に希望する会社への内定を貰い、新社会人になる期待と希望を胸に抱きながら残りの大学生活を謳歌していた。

しかし、そんな期待と希望は入社初日に打ち砕かれる事になるとは、その頃の少年は知る由もなかった…。

『ついに夢が叶うときが!』入社前夜の話


数多くの選考をくぐり抜け、やっと夢見たゲーム会社で働ける日がきました。

元々、大阪には住んでいなかった為、社会人になるにあたって人生初の一人暮らしでウキウキでした。

部屋を選ぶ時も間取りを考えてインテリアを選ぶ時も、時間をかけて想像をいっぱい膨らませました。

自分の好きなもので囲まれた空間をつくる楽しみや自分が社会人になって、世の中の役に立てる事など、その時の自分はワクワクする事でいっぱいでしたね。

そんなこんなで、いよいよ入社前日。
「入社式にどのネクタイをつけていこうか」
「持ち物にはぬかりなく、新品で揃えて…」
「会社までの通勤時間に聴く音楽のプレイリストを…」
などなど、遠足の前日の小学生みたいにわくわくして、気づけば夢の中に。

待ちに待った入社式!


真新しい家具のふんわりとした匂いとともにアラームがお出迎え。

カーテンを開けると、新たな門出を迎えるかのように空は快晴でした。

気持ちの良い朝に、もうひと眠りしようかと思いましたが、眠い目をこすりながら、顔を洗い、朝食を食べ、新品のスーツに着替え、身なりを整えて、いざ初出勤!

不慣れなスーツ姿だからか、電車内のベテランのクタクタサラリーマンたちの目を気にしながら、入社式会場へ。

会場へ着くと、僕を含めた新卒者が十数人。
軽く会釈をし、式が始まるのをドキドキしながら待つ。

定刻のチャイムとともに、バタンとドアが開き、社長と取締役、そして選考でお世話になった人事の方がゾロゾロと入ってきました。

社長『おはよう!』

新卒『おはようございます!』

社長『今日から君たちは大学生じゃなく、責任のある社会人になる。ゲーム業界の荒波にもまれる覚悟を持って、臨んでほしい。まずは入社おめでとう。』

『(わぁ~、今日からいよいよ新社会人だ!)』

というような感じで挨拶が始まり、辞令を受け取り、入社式は終わりました。

 

午後からは会場からオフィスに戻り、会社ルールのオリエンテーションなどを終え、いきなり初日から新人研修が始まるとの事で新卒御一行は会議室に呼び出される。

 

いよいよ始まる新人研修・・・

社長『さぁ。今日から早速、新人研修をやってもらう。内容を話す前にまずは社訓を復唱してもらう(威圧)』

新卒『・・・』

社長『無理・できませんは言うべからず』

いやいやいやいやいや!世の中無理なことあるでしょう!
男が子ども産むとかさぁ!
グレートサイヤマンみたいに銃弾を手で掴むとかさぁ!
(そういうことじゃないけどさぁ!)

新卒『む、むり、できませんはいうべからず』

社長『なんや、声小さいな(威圧)』

という具合に、選考時のあのフランクで優しかった社長はそこにはいませんでした。
目の前にいるのはニュースなどで観たことがあるブラック企業の社長がいました。

社長『まぁええ。今日から5日間。君らには新人歓迎会(自分たちの)と花見のプロデュースをしてもらう』

いやいやいやw花見は百歩譲ったとしても自分達が歓迎されるはずの飲み会をなんでセッティングせなあかんねんww

とはいえ、これは会社から任命された初の仕事です。
一同は早速、一週間後に迫る新人歓迎会と花見に向けて、準備をはじめました。

 

問題だらけの準備期間

僕は大学ではよく幹事などをしていた事もあって、正直「この研修は余裕だな」と思っていたのですが、そんな浅はかな考えは初日で覆される事になったのでした。
以下、社長が離席した後の会議室。※カッコ内はふくてんの心の声

新卒A「社長はこの新人歓迎会をプロデュースという言葉をあえて使ったよね。そうなると、ただの飲み会じゃダメだよね。まずはどんな新人歓迎会にしたいかのコンセプトを決めよう」(何言ってんだ)

新卒B「その前に新人歓迎会までに何が必要かを洗い出そうよ。」(うんうん。タスク分解は大事だね)

新卒A「何が必要かを洗い出す為には何をするかが決まってないとできないよね。」(まだ言うか!

新卒C「そもそも、私達の歓迎会なのに、どんな歓迎会にしたいかっておかしくない?」(よく言った!)

新卒D「準備費用は僕ら持ちなのかな・・・。それとも当日参加者で割る感じなのかな・・・。」(そこはあとでええやろ・・・)

新卒E「私、タンドリーチキン食べたーい!」(うるせぇぇぇぇええ!)

てな具合で、人数が多い上に議題がない為、このミーティングのゴールがわからないまま、初日は時間だけが過ぎていきました・・・。

 

翌日…。

新人歓迎会&花見まであと4日。
その日はメンバー全員で準備に必要な項目を洗い出しました。

●費用はどこから出るのか(会社負担か参加者負担か)
●会社負担の場合、立替になるのか
●参加者は大阪だけなのか(他の支社の人も呼ぶのか)
●花見はどこでやるか
●場所取りはどうするか
●食事はどうするか
●ライティングはどうするか
●出欠確認

などなど、挙げきれないですが、ほとんどの事が決まっていませんでした。
唯一決まっているのは、開催日程だけ…。

しかし、それに追い打ちをかけるように更なる災厄が僕らを襲う事になるのです…。

次回につづく!(お楽しみに!)